会いたい人がいる。でもちょっと遠かったり、時間の余裕がなかったり、そんな理由で諦めてしまう。
それでも何とか頑張って会いに行くとき、その行動力を生むものは何だろう。若ければそれだけエネルギーもあるだろうし、会いたい誰かが本当に「とってもとっても会いたい度」が高いか否かも大きな要素・・・
サードアドヴェントの日曜日、ある女性が私に会うために遠路はるばる来てくださった。前日の夜、急にメールでご連絡をいただいたので、私のスケジュールはお昼からしか空かず、夕方には帰らなければならないという彼女とは、ご一緒できる時間はわずか3時間ちょっと。それでも新幹線に飛び乗って来てくれたことが、何だかとても感動的に嬉しかった。彼女とは、実は実際にお目にかかるのは初めてだというのに、全く初めてという気がしない不思議な対面となった。
私との年齢差19歳。博識で才気煥発であるにも関わらず、奢ることなく礼儀正しく、そして笑顔がチャーミングで思いきり陽気なお嬢さん。若い女性を見る目がついつい厳しくなりがちな年代の私でも、減点のしようがない100点満点。音楽の話、小説の話、将来の夢や恋の話。母娘でも通る年齢差もあって、私も時には説教めいてエラそうなことも言いはしたものの、ほとんどまるで一時代前の女学生同志のようなノリで会話に花を咲かせていたような気がする。
別れ際、今度は私が彼女の住む関西方面に出掛けていくという約束をした。
またお会いしましょうね、そう約束してもそれっきりの社交辞令で終わらせてしまうことが、最近の私には少なくない。忙しい日々、体力や気力も年ごとに怪しくなっていく。でも、「とってもとっても会いたい度」が、そんなマイナス要素など補ってくれるだろう。彼女との約束はそう遠くないうちに果たせるはずだと確信している。
彼女との再会も楽しみだけれど、ホントは彼女の母上にお目にかかって、「上手な娘の育て方」なるものをぜひご伝授いただきたかったりして…
彼女を見送った帰りの駅前のデパートで、勢ぞろいしたイヤープレートを眺めてきました。
Christmas Museum 2005イヤープレートもいかがでしょうか。
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