生きていても、いいですよ。 神様の声? その声が聞こえたから、ちょっと足を止めた。
生きていたほうが、いいですよ。 神様の声? その声が聞こえたから、ちょっと振り返った。
生きてみましょうよ。 神様の声? その声が聞こえたから、ちょっと戻ってみた。
生きなさい。 神様の声? いや、誰かの叫び。 その声が聞こえたから、ゆっくりと眼を開けた。
* * *
やあ、お帰り。 よく還ってきてくれたね。 生きていれば、いつかきっと良いことがあるよ、、なんて、 そんな聞こえの良い慰めの保証はしてあげられないけど、 笑ったり、はしゃいだり、時にはまた落ち込んでみたり、 そんな些細な日々をくり返しながら生きてみるのも それほど悪いものじゃなかったよ。 頑張っても頑張らなくても、 「時間」が必ず君の味方をしてくれる。 だから君は、君のままで生きていけばいい。
ねえ、いつか君に会いに行くから、 一緒にあの「神様」の思い出話でもしようじゃないか。
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