私には二つ違いの姉がいます。お互いそれぞれ夫も子供もいる主婦ですが、仕事全力投球型で家族を犠牲にしがちな私と違い、姉はごくごく平凡にして善良なる家庭的な「お母さん」でした。
その私と彼女がタッグを組んで今年から始めたクリスマスミュージアムのWebショップ。
いつか2人で趣味と実益を兼ねて、歳をとっても続けられることを見つけたいね…
そんな夢に向かって踏み出した第一歩でもありました。
シーズンに入るずっと前から、お互いに時間の調整をしてショップ準備のための共同作業。その合間の休憩タイムは、夏はナッツ類やチョコレートリボンたっぷりのアイスクリームがお決まりでしたが、季節が廻って秋になり、やがて冷たい風が吹いてくる頃には、甘くて美味しい焼き菓子と、あたたかな飲み物に変わってきました。
私にはずっと昔ティーカップのコレクションをしていた時期があって、今でも食器棚の下の奥の方にいろいろな柄のカップがしまい込んであります。いつの間にか慌ただしく過ごす日々の中で、高価で扱いも厄介な磁器類をわざわざ使ってお茶をいただくような習慣もすっかりなくなって、忘れ去られていた過去の遺物たち。それが今、姉と私のティータイムにちょっと活躍の場を得るようになりました。
夢のあるものを、美しいものを、楽しいものを・・・
私たちのショップが目指すのは、そんな小物たちです。それを作る私たちが、忙しいからといってコーヒーも紅茶もハーブティーも、いつも同じマグカップで済ませていたのでは、夢を紡ぐ仕事など出来ません。ですから貴重な時間の合間のティーブレイクには、そんなカップたちを順々に登場させて、柄や形や質感を楽しみながら、せめてひととき、優雅な気分でひと休みすることにしているのです。
私は、たっぷりのミルクをいれた紅茶が大好きです。姉はどちらかといえばコーヒー党。寒い季節には、あたたかなカップをすっぽりと両手で包んで、ダックワーズなどを頬張りながら新作の相談に花を咲かせています。
さまざまなティーカップにさまざまな飲み物。
真上から覗いたらこんな感じでしょうか...
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