12月17日(日)

サード・アドヴェント


月に1~2回、ヴァイオリンのレッスンをしてくださるM先生のお宅は、庭にハーブや季節の花々が咲き、家の中のあちこちに手作りのパッチワークや刺繍のタペストリーが飾られた素敵なお宅です。
とても心ひかれるその雰囲気を醸し出しているのは、M先生のお母さま。私が手作りクリスマスグッズのショップを始めることになった時には、実際に製品のサンプルを見てアドバイスをくださったり、センスの良クリスマスプリントが手に入るお店を紹介してくださったり、とてもお世話になりました。
12月最初のレッスンに伺った時は、玄関先がすっかり手作りグッズの楽しいクリスマス空間。思わず「わぁ、ステキ!」と歓声をあげてしまったほど。レッスンより先にちょっと写真を撮らせてください、とお願いしてしまいました。

パッチワークのツリーには、幾つもの小さなボタンがついていて、そこに可愛らしいオーナメントが留められています。「これをひとつひとつ飾るの、とっても楽しいのよ。」と、M先生が小さな娘に戻ったような笑顔で話してくれます。私がそのツリーばかりを撮っていたら、「私の一番のお気に入りはこっちなの。」と、ブーツ型のタペストリーの前へいざなわれました。こちらも夢のある可愛い作品です♪ 他にもたくさんの手作りの品々で、玄関から廊下、階段に至るまで、あたたかで楽しいクリスマスが彩られていました。



さて、バイオリンの弦の数は4本。
初めてのレッスンを受けた時には、高いほうから2番目のA線を、とにかくひたすらアップ・ダウンで弾く練習。そして上手に弾けるようになったら次はそのお隣E線。肘の高さに気をつけて、弓を持つ手は柔らかく…と先生のアドバイスを受けながら、3本目の弦、そして4本目の弦と進んで行きました。

私は今でも、アドヴェントクランツの4本の蝋燭に1本ずつ順に灯をともしていくたび、バイオリンを手にしたばかりのその懐かしい日々を思い出します。
サード・アドヴェントの本日は、D線…、ではなくて3本目の蝋燭に灯がともりました。


本日のご提供画像

「利用規約」をよくお読みの上、お約束を守ってご利用ください。
下の提供画像以外の画像のお持ち帰りは固くお断りいたします。



黒い背景用

白い背景用










<<< 前の日 次の日 >>>

▲Advent Diary カレンダーに戻る


Christmas Museum © Christmas Museum / Tokuyasu Intelligence Agency All rights reserved.